こんにちは。
育休中の男(33)です。子どもは,女の子(3)と男の子(0)の2人います。
育休期間は1年間(2023.4~2024.3)。奥さんも育休中。
現在,育休4か月経過しております。
育休に入る前,気持ちの面を含めた準備を入念にしたつもりです。
今回は,育休1年間の中で,はじめの1か月にやったことをまとめていきます。
子育てパパレベルは?
世の中には,色々なパパさんがいます。
みなさんは,普段どれくらい子どもと関わっていますか。
仕事が忙しくて,子どもとあまり関われていない方もいれば,うまく折り合いをつけて,たくさん子どもと関わっているという方もいると思います。
ぼくは,育休に入る前は,出勤前に朝30分程度,なんとか17時半から18時くらいに帰宅して,お風呂に入れたり,寝かしつけたり,できる限り子どもと関わっていたつもりです。
家事も自分なりにはそれなりにしていたつもりです。
全く,家事や育児に関われないという状態ではなかったです。
休日に関しても,奥さんと下の0歳の子が外出しているときに,上の子とお留守番したり,2人で公園に行ったり,動物園に行ったり,買い物に行ったりしていました。
育児をするパパレベルなるものがあるとすれば,中の上くらいはあると思います。たぶん。
子どものご飯も全く作れないわけではないし,お風呂にも入るし,寝かしつけもするし。
育休前はこういった感じでした。
子どもと2人きりで小旅行
そこで,育休1日目の4月1日!
最初にしたのが,上の子(3)との小旅行です。旅行といっても,日帰りです。
普段,寝かしつけができようが,お風呂に入れていようが,2人きりで買い物た公園に行っていようが,遠出の長時間を2人きりとなると,少し違ってきます。
ぼくの中では,難易度がぐっと高い出来事です。
しかも,車社会の地方に住んでいるため,電車に乗ることはほとんどありません、でも,子どもが電車に乗りたいと言ったので,電車で行くことにしました。
自分の中で難易度が高いのは,もう一つ理由があります。それは,オムツがとれて間もないということでした。まだ3歳になって2か月ほどだったので,「オムツがとれたばかり」というよりも,「オムツとれかけ」という表現の方が近いと思います。
そんな子を乗り慣れていない電車で,長距離移動,長時間の小旅行となると自分の中ではかなりレベルが高い!!
前途多難→人のやさしさに感動
というわけで始まった上の子(3歳の女の子)(わがままになりかけ)との小旅行。
いきなり,満員電車。座れない。
そうすると,子どもが泣きそうな顔をして言いました。

パパ,だっこ
乗り慣れていない電車に,大量の人…。半泣きで言いました。「だっこ」
普段なら,そう簡単にだっこしたくはないのですが,まだ旅ははじまったばかり…。
こんなところで機嫌が悪くなってしまい,満員電車で大声で泣かれたら最悪です。
だっこすることに…。
2駅分くらい進んだところで,席を譲ってくれる人がいました。
ずっとだっこしているぼくに見かねて,「どうぞ」と。
人と人のつながり,関係の希薄さが問題になっている昨今,こんなぼくに席を譲ってくれる心やさしい人間が,この世の中にいるなんて!!!!!!!
感動しました。
目的地のある駅について,写真撮影。
桜が綺麗な小高い丘の上に行くために,ロープウェイへ。
少し歩くと…

パパ,だっこ
さっきのようにはいかんぞ!!
すぐにはだっこせず,あそこまで歩いたらだっこしてあげるとか,お茶のもうか,ちょっと休憩しようかとか言いながら,結局は…

パパ,だっこ
というわけで,全部ではないけど,だっこする羽目になりました。
ロープウェイ乗り場につくと,行列!!まだまだ春休みムードで,たくさんの人たちがいました。
行列の後ろに並んでしばらくすると,気づいてしまいました。

…この列は,ロープウェイに乗るための列で,
チケットを買うための列ではないのか!!!!!
こんなとき,大人がもう一人いれば,この列に並んだまま,チケットを買いにいけるのに…。
せっかく並んだ列,もう後ろには新たに何人も並んでいる列を放棄して,チケット売り場の列へ行きました。ごめんよ,娘よ。パパのせいで,チケットを買ったあと,またこの長いロープウェイに乗るための列に並ぶことになるのだ。
チケットを買うことができて,また列に並びなおして,しばらく経ってもう少しでロープウェイに乗れるぞ!というところで…

パパ,おしっこ
まじかーーーー!!!

またこの長蛇の列を放棄して,トイレに行くしかないのか…。
と絶望していたが,
今度は後ろにいる人に,すぐ戻ってきますから!,またこの列に戻ってもいいですか!とお願いすると,快く良いですよ!と言ってくれました。
すべてを書いていると,長くなりすぎるので,ここまでにしますが,
子どもといると,自然と他の人との関わりが増えると感じました。みんな本当にやさしいです。笑顔で手を振ってくれる人もいます。子どもは最強ですね。
子どものおかげで,誰かに頼ろうという気持ちも生まれました。
何度もだっこだっこと言われ,ケンカしながらの旅でしたが,学ぶことが多かったです。
1人で一日子どもと関わること。普段から当たり前のようにやっている奥さんのすごさ。
人に感謝すること。など,たくさんの発見や気づきもありました。
育休開始1日目としては,大変だったことを含めて最高のスタートが切れました。
家族旅行
次にやったことは,家族旅行です。
平日に旅行だなんて夢のようです。平日なので,高速道路の料金は高い…。なので深夜に出発しました。
育休中の身なので,少しでもお金は抑えたい。
子どもの体調面は気がかりでしたが,前日に早く寝かしつけ,移動中も車で寝てくれたらいいなということで,深夜に出発!
それはそれでしんどかったけど,平日の旅行先は,人が少なく快適ですごしやすかったです。
お金との相談ではありますが,夫婦で育休をとる場合,子どもの月齢にもよりますが,近場でもいいので,旅行をしてはいかがでしょうか。
特に,この時期は,全国旅行者支援をしていたので,宿泊代が20%安くなったり,家族4人で8000円分のクーポンをもらって,ちょっとお高いお肉を食べたりすることができました。
育休中は時間を確保して,こういった制度についてもよく調べて行動すると,お得だったりします。
と書いているところで,調べてみるとまだまだありますね!
ぜひ以下のサイトなどを参考に,旅行について検討してみてください!
全国旅行支援について、2023年8月以降も期間延長して実施する自治体が22県あり、順次受付を開始しています。
引用元:旅行クーポンサイト「全国旅行支援2023年8月以降も延長する22県まとめ!予約前に確認しておきたい注意事項も解説」
幼稚園の送迎
入園式で感慨にふける
3歳の子の入園式がありました。入園式といっても,みんなが集まって,園長先生的な人がお話をされてすぐ終了といった感じでした。
驚いたのは,どの家庭も両親が来ていたということです。みんな仕事を休んで来ているのか。当たり前のことなのか分かりませんが,世の中のパパさんはこういった行事があれば休みを取りやすい環境になってきているのかもしれませんね!
余談ではありますが,自分の子がついに幼稚園かと思うと感慨みたいなものがありました。
自分に置き換えて考えてみると,ぼくは,幼稚園の時点で,「生涯の友」といえる友人に出逢っているからです。
自分自身が,今なお親友と呼べる友人との出逢いを幼稚園で経験していると思うと,自分の子どもにとってもそうなるかもしれない。
そう考えると,本当にかけがえのない出逢いがここであるんだと,大切にしてほしいと,思いました。
毎日の送迎
奥さんは,深夜に0歳の子の授乳やらお世話やらがあるので,基本的に,朝早く起きるのはぼくと上の子です。朝起きて,トイレに行かせて,朝ごはん,その合間に,洗濯物や食器を片づけます。
幼稚園までは車で5分,歩くと15~20分くらいかかります。
子どもは,比較的歩いて行きがります。下の子をベビーカーに乗せて,行くことが多いです。
この往復20分ほどの時間が本当に好きです。
幼稚園につくと,先生や他の保護者の人となかなか仲良くお話するわけにはいかないけど,気持ちの良いあいさつくらいはできます。
歩いている道中,近所のおばあちゃんやらおじいちゃんたちが,手を振ってくれます。話しかけてくれます。
子どもがいることで,ぼく自身もあいさつしやすくなります。今まで関わろうとしてこなかったのですが,少しだけ顔見知りができたと思います。
失敗し続ける公園デビュー
毎日ではないのですが,子どもを幼稚園に迎えに行った帰りに,公園に寄ることがあります。
でも,失敗し続けます。もともと人と関わるのが得意ではないので,というか,黙っていると怒っているようにとらえられてしまうので,なかなかパパ友もママ友もできません。
そもそも平日にパパはいませんし,そんなに欲してはいないのですが,子どもに申し訳ない出来事がよくあります。
ママさん同士は,わりとすぐに打ち解け,その流れで見知らぬ子ども同士も仲良くなるといった感じです。
うちの子は,ぼくのせいで,他の子となかなかうまく遊べません。さてどうしたものか。
どなたかアドバイスをよろしくお願いします。
家庭菜園
一応,マイホームを建てて4年ほど経ちます。
奥さんは,お花や多肉植物などが好きで,お庭いじりをよくやっているのですが,せっかくなので,自分もやってみようと思いました!
あまり広くない庭ですが,家庭菜園をしてみようという話になり,キュウリ,トマト,ピーマン,ナス,サツマイモ,おくら,にんじん,バジル,大葉,二十日大根を育ててみました。
現在,少し流行っている?プランターでも家庭菜園と少し小さな畑で育てています。家庭菜園の知識は全くなかったので,関連する動画やネット記事から大雑把に学んだ気になり,いざホームセンターへ!
プランターと種やら苗を購入し,見よう見真似で植えたのが間違いでした。二十日大根が2つくらいしか採れませんでした。ただ植えるだけで誰でも育てられると勝手に思っていた自分が馬鹿でした。バジルも大葉も,キュウリと同じプランターで育てていると,おそらくキュウリが強すぎて,すべての栄養を奪っていったのか,全く育たずにカピカピになってしまいました!
家庭菜園を侮ってはいけません。でも,奥さんとああでもないこうでもないと一緒に育てるのは楽しいですよ。育たなかった場合に,「なぜ」「どうして」育たなかったのかと考え,話し合う時間もとても大切に感じます。
家計の見直しとFP3級取得
これは,必ずやったほうがいいです。できるだけ早く!!
育休ライフを快適に過ごすためには,お金を上手に使っていかなければなりません。
育休を取得するのはいいけれど,生活に困ってしまったり,節約ばかりの育休になってしまっては楽しくありません。
せっかく,奥さんと子どもとゆっくり過ごせるのに,お金が‐‐‐!となってしまっては,より良い育休ライフになりません。
できれば育休取得前に,家計について考えたうえで,いつから取得するのか,どれくらいの期間なら,給付金や手当金が給付されるのか,しっかり調べておいてください。
ある程度,子どもが大きくなれば,近場で日帰りや1泊ほどの旅行にもいけます。平日に!!
ランチにも行けます。平日に!!
ぼくの仕事は,土日休みなので,平日に買い物に行ったり,ランチに行ったり,旅行に行ったりできるなんて夢にも思いませんでした。
家計の見直しと同時に,FP3級の資格取得に向けて勉強もしました。
試験日は5月末だったので,4月の3週目から勉強を始めました。
その内容は,以下を参考にしてください。
奥さんと平日ランチ
というわけで,奥さんが誘ってくれました。
平日ランチ行こ!
と初めて言われたときは,「なんじゃそれは!」と思いました。
「平日ランチ」?
そんな固有名詞がこの世の中にあるのかと!
でも,すごいですね!平日ランチって。
驚いたのは,安さ!夜ならもっと高いはずなのに…
もっと驚いたのは,女性の多さ!!
もっともっと驚いたのは,その女性たちはよくしゃべる!!
会話を聴こうとは思っていないのですが,本当にものすごくよくしゃべりますね。
日頃からいろいろなものが溜まりに溜まっていて吐き出さずにはいられないのでしょう。

そうか,まるで異世界だ。平日の世界…。
ともあれ,ぼくたちは穏やかな時間を過ごすことができました。
そういえば,子どもが生まれてから(特に2人目が生まれて1人目が話せるようになってから)奥さんとゆっくり話す機会も減っていたような気がします。
子育てのこと,日頃の感謝,残りの育休の過ごし方,旅行の計画などについて話すと楽しいですよ。
育休1か月目にやったことのまとめ
こうして振り返ってみると,
・自分だけでできること,やりたかったこと,やるべきこと
・夫婦でできること,やりたいこと,やるべきこと
・子どもとできること,やりたいこと,やるべきこと
・家族みんなでできること,やりたいこと,やるべきこと
をうまくできていたような気がします。
自分ひとりだけの時間も必要だし,自分ひとりだけでもいけないし,バランスが大切だと感じます。
そうするには,夫婦での協力が不可欠です!
奥さんと協力して素晴らしい育休ライフにしていきましょう!!
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