【新しい自分を】育休を取得して叶ったこと~自分編【より良い子育てのためにも】

夫婦
スポンサーリンク

育休を取得すると願いが叶う。

だから,機会があるのなら,チャンスがあるのなら,逃さずに掴んでほしい。

現在,育休を取得して297日が経過した。9か月と23日が経過した。育休を取得する前は,いろんな思いに駆られた。「本当に仕事を1年間も休んでしまっていいのか」という思いもあったし,そうはいっても「1年間もある休みにどんなことができるか」といううきうきした思いもあったし,「仕事をしない分,育児や家事をがんばろう!」という思いもあった。

ただ,心の奥では不安や懸念があったので,「劇的で特別な日々にする!など過度に期待しないで,毎日の中でできることをやっていこう。とにかく子どもや家庭最優先でがんばろう!」と表面上は,謙虚に振舞っていたように思う。

世の中という広い世界でも,世間という比較的せまい世界でも「男の育休についての是非」はよく耳にする。育休を取得したこともないのに,「とるべき!」というのも,「必要ない!」というのも滑稽だ。

ただ,今なら実感を伴った言葉を綴れる。

常に自分の体験から出発して正直に考えてゆけ 

『君たちはどう生きるか』 吉野源三郎

真実の経験とは,自分自身で行動したこと,考えたことでしか得られない。

1年間の育休。男の育休。夫婦で育休。これらはぼくが実際に経験したことだ。だから,その経験をもとに語ることができる。

今回は,【自分編】。前回は【夫婦編】をかいた。以下参照。

スポンサーリンク

睡眠以外のすべての時間を

仕事をしていると,当然ながら生活の中心が仕事となる。1日24時間のうちの6~8時間程度が睡眠として,出勤から家に帰ってくるまでの仕事に費やす時間は11~14時間ほどが一般的だろう。その他の2~6時間ほどが家族や自分,夫婦の時間だったり食事だったりお風呂だったりその他の時間に充てられる。

要するに,一番確保できない時間とは,【家族・夫婦・自分の時間,家事や育児,生活に最低限必要な時間】なのである。

育休を取得すると,この一番確保できない時間を確保できることになる。

仕事をしていようとしていなかろうと,一般的に睡眠時間は6~8時間ほどで変わらないだろう。変わる時間は,仕事に費やしていた11~14時間ほどを,2~6時間ほどある【家族・夫婦・自分の時間,家事や育児,生活に最低限必要な時間】に上乗せできる。

仕事に費やしていた11~14時間ほどは,その時間をかけた上に一定の成果,求められる業績をあげるからこそ,相応の報酬をお金というかたちで得られる。

それを放棄して,【家族・夫婦・自分の時間,家事や育児,生活に最低限必要な時間】に費やせるわけなので,無駄にするわけにはいかない。何もしないわけにはいかない。

さて,1日の睡眠以外のすべての時間(=16~18時間)をどうつかおうか。

育休を取得することで時間を確保することができる。

スポンサーリンク

思考の行き止まりを

その昔,大学時代に友人が❝物事とは考えようと思えばいくらでも考えることができる❞とかっこつけて言っていたが,その通りでどこかで思考の行き止まりにたどりつく。

浅い考えしかできない人は,行き止まりに行きついたら,それ以上考えようとしないのだ。

考える時間がないほど忙しい人は,行き止まったら,それ以上考えられないのだ。

仕事をしているとどうしても自分の考えられる範囲(脳みそや心のキャパシティ)は大半を仕事のことで埋め尽くしている。仕方がないことであり,当然のことだが。

ただ,考えようと思えばいくらでも考えられる。自ら考えようとすれば。考える時間さえあれば。考える隙間さえあれば

育休を取得することで考える隙間を得ることができる。

今まで,自分について,家族について,家事や育児について,考えれる限界を超えることができる。

行き止まっても,違う道ははいかと探す時間もあるし,その壁を壊す時間もあるし,もしかしたらよじ登って超えられるのではないかともがくこともできる。

思考の行き止まりを超えていけるようになる。

スポンサーリンク

自分の潜在

そんなこんなで,時間と空間を得られるわけだ。家族・夫婦・自分,家事や育児に費やせる時間を。それに考えを巡らせることのできる空間を。

前回,夫婦のことをかき,今まで何度も家事や育児についてはかいてきたので,今回は自分についてかく。

そうして時間や空間を得ると…。

どう表現していいのか分からないが,(どう表現してもいいのだが,)

新しい自分と出会える。知らなかった自分と出逢える。「あ,自分ってこんなことがやりたかったのか」と気づく。

かっこつけていうならば,自分の潜在が浮かんでくるといった感じだ。

自分の中の奥底に眠っていた欲求や願望が噴出してくるといった感じだ。

スポンサーリンク

知ることは楽しい

あえて「勉強は楽しい」とは言わない。単純に知らなかったことを知るって楽しいことが分かった。

それは,「自分を知る」ということでもある。自分はこんなことに興味があったのかとか,今まで関心のなかった事柄についても,結婚し子どもが生まれたことで知りたい対象になったのだなとか。

資格取得

育休をとってすぐ,何らかの成果がほしかったという下心(邪な見栄)もあって,2つの資格を取得した。

ただ,せっかく資格を取得するなら,生活に関わるもの,家族や育児に関係しているもの,自分にも子どもにもプラスになるものを選択した。

ファイナンシャルプランナーの3級とITパスポートだ。

FPの勉強は,家計を見直し人生設計をするために有用だった。

ITパスポートの勉強は,どう生きていこうが必須となるITの基礎知識を学べる。自分にとっても,今後の子育てに関しても,プラスになる知識を得られた。

詳細は以下を参考に。

当初,もう1つ簿記3級を取得予定だったので以下のような記事も書いたが,それよりも時間を費やしたいものを見つけたので,やめにした。

「決めた目標」や「やりたいこと」の中にも,自分なりの優先度というものがある。こだわりぬいて「一度決めたことはやり抜くんだ!」という考えもとても大事だと思うが,新しいものを見つけて,新たなもののほうが価値があると思ったら修正すればいいと思う。大事な機会を逃したくはないから。

というわけで,読書に時間をかけるようになった。

読書

これもとりあえず,数値目標を設定した。「育休中に100冊!」という目標だった。なぜ100冊なのかということについては,大して意味はない。なんか1年間に100冊読んだ!っていうとかっこいいかなと思ったからだ。

この100冊という目標に関しても,数字を追いかけすぎて内容が頭に入らなくなっては意味がないので,あくまでも目標でしかない。結果的に80冊で終わろうと,「決めた目標を達成できない自分はだめだ!」なんて思う必要はない。

それよりも100冊を目指す中で,「読んでよかった!」と思える本に出逢えればいい。

明確に数えていないが,現在60冊くらいなので,読書のみに没頭すれば,残りの育休生活2か月半でぎりぎり達成できなくはないが,どうしようか。

これまで読書習慣のなかったぼくにとって,月に10冊はわりとしんどかった。読みすぎると気持ちわるくなるのだ。

食べ過ぎたらおなかが気持ち悪くなるのと同様に,読みすぎたら頭とか心とかが気持ち悪くなる感覚を覚えた。

そこで分かった。インプットをしたらアウトプットが必要だ。

食べたものを身体に吸収し,運動をもって消化したり,排泄したりすることと同じように。

スポンサーリンク

活かすことは楽しい

資格の勉強も読書もインプットだった。インプットしすぎると気持ち悪くなると分かったぼくは,アウトプットをするようになった。

たとえば,資格の勉強であるインプットは,必要な知識をテキストを読んだり調べたりして知識を頭に入れる。ノートにかくという行為は,インプットしながら書くというアウトプットを含んでいる。過去問を解くということもアウトプットだろう。

しかし,もっとも気持ちの良いアウトプットは,実際にそれを活用するということだ。たとえば,FPの勉強で家計についてキャッシュフロー表のかき方を勉強(インプット)したなら,実際に自分にあてはめてライフプランをもとにキャッシュフロー表を作成してみることだ。これが最高のアウトプットになる。

読書についても,育児に関する本を読んで学んだことを奥さんに話してみることが良いアウトプットになる。子どもへの言葉かけについてかかれた本を読んだなら(インプットしたなら),すぐに自分の子どもに対する言葉かけを変えていくなどが良いアウトプットになる。

奥さんとの会話が増える

勉強したり,読書をしたりして得たことは,人に話したくなる。もちろん,言い方は気をつけないといけないが,奥さんとの会話が増える。

奥さんと会話することで関わりも増える。子どもや育児に対する思いも共有できる。

育児について,なんとなくの役割があると思うが,お互いがお互いをどんな役割か認識することは,安定した子育てにつながる。

ブログ

実はこのブログを始めたのは,記録しておきたかったからだ。自分の育休の日々を。ブログの題名を「ぼくたちは育休をどう生きるか」にしたのは,そのためだ。自分がこの貴重でかけがえのない1年間の育休をどう生きたのか。何をして,何を考え,誰と出会い,誰と過ごしたのか。残したかったからだ。

それは,ブログをかいている時の自分の頭を整理するためでもあるし,来年や再来年,何年か後の自分のためでもある。「あんな日もあったな」と振り返るためでもある。

それとインプットばかりの日々は気持ち悪かったからだ。出来事や思いなどをアウトプットしたかったからだ。あとは何か自分のためだけに「やること」があると生活にハリがでるかなと思ったから。

結果的に,あらゆるアウトプットの場になっていることでずいぶん救われている。

はじめは,ブログで「月に1万円稼ぎたい!」などと思っていたが,かなり険しい道だと気が付き,目標自体を修正した。

「育休中の1年間で100記事かく!」というものだ。現在82記事目なので2月中に100記事を達成できるだろう。

なぜこの目標にしたかというと,「ブログで1万円!」という目標では,自分がコントロールできる範囲を超えるからだ。「100記事かく」かどうかは自分がかけば達成できる。自分次第。自分がコントロールできる範囲内の目標にしたということだ。

「お金」を目標にすると,稼ぐための記事をかくことになる。ブログを始めた当初の理由からはかけはなれている。もちろん,結果的にお金になればいいが,こんな記事ではお金にはならない。自分だけの宝ものにはなっている。

スポンサーリンク

まとめ~自分との出逢い

自分につかえる時間や空間を得ると,自分のやりたいことが見つかる。見つけざるを得ないというほうが正しいかもしれない。

しかも,その「やりたいこと」のほとんどは子育てからかけ離れたものではなく,なんらかのかたちで結びつくものが多い。

読む本にしても,勉強した内容にしても,自分そのものが父親らしくなった気がする。

もちろん,自分自身の心の安定が子育てにもたらす影響はものすごく大きいので,育児に関わりのない「やりたいこと」をやるのもおすすめする。

育児に全く関係ない趣味をやることでストレスを解消でき,心が安定するのならぜひやるべきだ。子どもにとって最も身近な教育的環境は親だからだ。

親がイライラせず,ストレスが少なく,安定した状態でいることが何より子どものためになる

育休は願いを叶えてくれる最高の機会だ。残念ながら,さまざまな理由(仕事,家計,家庭内の事情等)で取得できない人もいる。

もしも機会があるなら,育休を取得して願いを叶え,育児や子育てもより良いものにしていってほしい。

最優先が育児であるなら,なおのこと自分の願い,夫婦の願いはかなえるべきなのである

コメント

タイトルとURLをコピーしました