【男の育休】育休で自分も育つ!【パワーアップして職場復帰!】

育休ライフ
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育休とは,育児休業のことで原則1歳未満の子どもを養育するための制度である。育児休暇とは,会社や事業主が独自に設置するもの(導入している企業は少ない)で,期間も給付金なども企業によって異なる。

簡単にいうと,いわゆる育休とは【育児休業】のことを指す場合が多い。その目的は,子どもを育てるためである。

子どもを育てるのは当然として,育休中には,それ以前までの人生で出会えなかったことをたくさん経験することができる。その意味で,自分も育つのが育休。子どもと過ごす中で,自らが成長するのが育休であるという視点で育休を過ごしてみてはどうだろうか。

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すべての家事と育児に挑戦

育休中は,やったことのないことにたくさん直面する。今まで,奥さんに家事や育児を任せていた人は,育休を機に,すべての家事と育児に挑戦してみてはいかがだろうか。

すべての家事や育児をすることで,家庭を経営していく上でのタスクが全体として見えてくる。

家庭にいるのだから,仕事のように締め切りやクオリティを求めてやりたくないという気持ちになるのもわかるが,だからこそ!!思考しながらやるべきだと思う。

仕事をしている身かつ奥さんが専業主婦であるならば,あくまで家事や育児は,サブという立ち位置(手伝う感覚)でもいいかもしれない。

ただ,育休中は,家事や育児が仕事と同じくらい重要で必ずやらなければならないことなのだ。

どうせやるなら,すべての家事や育児ができるようになることで,家庭というものが,どのように回っているのか認識し,奥さんの日頃の苦労を実感できるようになるだろう。

すべての家事や育児を経験しておくことは,必ず復帰後の仕事にも家庭生活にも生きてくる。

せっかく育休をとったのだから,すべての家事や育児をしないともったいない。ぼくが思うのは,育休中にすべての家事や育児を経験しないと,中途半端に育休をとったことになり,もったいない。損をしたという気持ちになる。

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とにかくやる!得意・不得意,好き嫌いを見つける。

家事や育児はたくさんのことがある。種類というべきか。そんな家事や育児は,やっていくことで得意・不得意,好き嫌いが見つかってくる。

やってもいないのに,その家事は苦手,その育児はできない,などと言っている人が多く感じる。

意地でも料理を作らない夫。寝かしつけはいつも奥さんに任せる夫など。

やったことがないからやれないのではなく,やろうとしないから,いつまで経ってもできるようにならないのだ。

すべての家事や育児をやっていくうちに,得意or苦手な家事・育児,好きor嫌いな家事・育児が見つかると思う。

我が家では,おもしろいことに奥さんと自分の得意苦手な家事育児がかぶらないので,自然と分担される。分担というよりは,【家事シェア】というやつだ。

いざというときに,苦手な家事もできるようにしていくと,奥さんと補完関係になり,家庭がうまくまわるわけだ。できないことがない!(苦手だけど)という感じがベストだと思う。

すると苦手なのにやってくれたんだなーと相手に対して感謝することもできる。夫婦の関係もよくなる。

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思考しながらやる。

家事は,仕事をしていない大人からすると,毎日必ずやらなければならないことである。毎日のことだから,惰性でやるのか,創造的にやるのかで数か月後,自分に返ってくるリターンが全然ちがう。

仕事をしている時も同様に,何も考えずにただ【こなす】のと,工夫して考えてやるのでは大きく結果が変わってくる。結果が同じでもプロセスに差がでると,次のアプローチがちがうものになってくる。

家事は自分を成長させてくれるといった内容の記事を書いたので参考にしていただきたい。

洗濯にしろ,料理にしろ,皿洗いにしろ,いかに要領よく効率的に進めていくか,考えながらやるだけでやっている最中の気持ちの持ちようが全然ちがってくる。やってみると分かる。

結果,どんな力が自分に身についたのかはすぐには実感できないが,「めんどくせー」と思いながらやるのと「次はどの家事をどうやって効率よくやろうか」と考えながらやるのとでは,モチベーションに差がでるし,やっている時間も短く感じる。

皿を洗う時も,どの順番で洗うか,どの食器を食洗器に入れ,どの食器を水切りかごに干すか,乾きやすい並べ方は…?あとで,取りやすい置き方は?など考えてやっていると楽しい。昨日よりうまくできた!そうしたことの積み重ねで人は成長していく!ぼくは,一流の皿洗いを目指している。

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ちょっとした変化がもたらしてくれる刺激

先ほどと重なる部分があるが,毎日同じことをやっていると,(何もやらないでいると)衰えてくる。脳みそが。

これは非常に怖いことで,

育休ぼく
育休ぼく

定年後と育休中ってなんか似ているなー

と漠然と思ったぼくは,【定年後】について書かれている書籍を7冊ほど読んだ。その中の『70歳の正解』という本の中の言葉を引用する。

私は,週に2つ,年間100回くらいは❝初体験❞のことにチャレンジするようにしています。(中略)

脳は,見知らぬものを見たり,味わったりすると,それだけで活発に動きはじめるのです。

『70歳の正解』和田秀樹 著 第1章 長寿とアンチエイジングの正解

仕事をしていても,育休中であろうと,変わらない毎日を過ごしていくと,脳みそが衰えるらしい。この本は,精神科医でもある著者なのでそういったアプローチで定年論を語っている。

家事や育児のやり方も,【新しさ】や【ちょっとした変化】が脳,前頭葉を刺激してくれるようだ。

育児の1つとして行っている子どもとの散歩も,毎日同じコースではなく,少し道を変えてみるとか,料理のときにいつもとはちがう調味料をつかった料理にしてみるとか,そんなわずかな変化が変わり映えのない生活に刺激をもたらしてくれるようだ。

仕事を復帰したときにも,活かせそうだ。毎日のルーティーンから外れるのを嫌がる人もいるかもしれないが,昼食にいつもと違うお店にいくとか,自分でお弁当を作ってみるだとか,そういった些細な変化でもいいようだ。

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パワーアップして職場復帰!

上記のように,育休は仕事をする自分にとっては衰退ではない。進化だ!

それを分かっていない【一定の層】【頭の固い上司】は,育休取得に反発してくるかもしれない。

今までやらなかったことをやる。

今までできなかったことができるようになる。

気づけなかったことに気が付けるようになる。

そんな人材になれば,職場でも働き方が大きく変わるはずだ。

家庭を大事にするために,仕事もどう短時間で効率よくクオリティを落とさずにやっていくか

そんなマインドで仕事に向かうようになれば,会社としても必ずプラスになるだろう。

また,直接的には理解できなくても,そんな父親の姿を子どもは必ず見ている。

自分から成長しようとしている親の子もまたそんな自ら成長したいと思える人になっていくのではないだろうか。

どんな企業でも,育休取得を望む家庭,パパさん,ママさんたちが育休を取得できる世の中になってほしい。

その一助になれればこんなに嬉しいことはない。

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