【夫婦で乗り越えろ!】男の育休取得に立ちはだかる2つの壁!乗り越え方!【奥さんこそが最大の味方!】

夫婦
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どこかのママ
どこかのママ

旦那とずっと一緒にいるのは不安だけど,育休とってもらいたいな。

奥さんがこう思ってくれたなら,育休を取得するための壁はほぼ超えられるといっていい。

家庭内の決定のほとんどがそうであるように,【奥さんの同意】を得ることほど強力なことはない。

育休ぼく
育休ぼく

別にぼくは尻に敷かれているわけではないけど,

それくらい奥さんと同意することはたいせつだと言いたいのだ。

最近,男の育休取得者が急激に増えた。ぼくのまわりでも3年前は1人もいなかったのにここ2年間では知り合いや,知り合いの知り合いなど広めの範囲で考えてみると,10人以上いる。

ただ,その男の育休取得者のうち,ほとんどが短期(1,2か月ほど)の育休取得だ。これも立派な育休取得であることにちがいはないが,ぼくがおすすめするのは,(というか今回扱う【育休取得】というのは),半年以上の長期の育休である。

1か月程度の育休とちがって,この半年以上の育休を取得する壁は,かなり高い。

男の育休という制度…

育休という家族や自分を最優先事項として生きられるかけがえのない期間を最大限生かすには,1か月や2か月では到底たりない。

すべてのパパに,これからパパになる人たちに,半年以上,できれば1年間取得してほしい。

ここまでで,すでに半年または1年間の育休を取得したい!と思ったパパさん,旦那さんに半年以上の育休を取得してほしい!と思ったママさんはいると思うが,現実的に難しい面もある。

乗り越えるべき壁がある。

それについて書いていく。

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男の育休取得の大きな2つの壁

そうはいってもどうしようもないこともある。

場合によってはどうにかなるとは思うが,それでもどうにもならないであろう2つのこと。

①お金の壁

生活していくのに必要なお金がなければ,育休も取りようがない。

仮に以下の場合だとどうだろうか。

  • パパ年収500万円(手取り400万円)
  • ママ年収400万円(手取り310万円)
  • 世帯年収900万円(手取り710万円)

この場合で,出産直後に1年間育休を取得するとどうなるか。どちらも児童手当を含んでいる。

  • パパ支給額291万円
  • ママ支給額233万円
  • 世帯収入524万円

あくまでも概算だが,710万円に対して,524万円支給されると考えると,およそ74%支給されることになるので,生活していくという面では可能ではないだろうか。

詳しくは,以下の記事を参考にしていただきたい。

片働き(1馬力)の家庭で考えても,年収500万円(手取り400万円)だとして1年間育休を取得したとなると,支給額が291万円となる。さすがにこれでは生活できないかもしれないが,多少の貯金をくずしてでも夫婦で育児をすることには意味があると考えている。

育休パパ
育休パパ

強くは言えませんが…。

その場合,子どもが生まれてからの半年間育休を取得するのもいいと思う。

たとえば,奥さんが里帰り出産をした場合は,1か月ほど実家で暮らすだろう。出産1か月後からの半年間取得するのもありだと思う。

何度も言うが,これは個人の価値観,家庭の価値観が大きくちがうこともあるので,口出しできないことでもある。

金銭面のトラブルは人生をも崩壊させるし,人間関係を簡単に崩してしまうから

それでも,家族3人(子どもが5歳以下)の年間生活費の平均は,およそ300万円だとされていることを踏まえると,不可能なことではない。

ただ,せっかく取得した育休期間にお金のことでひもじい生活をしたくないし,お金の使い方で夫婦関係が悪くなるのもよくない。

育休取得は,夫婦の合意があってなされることも忘れてはいけない。

育休取得のための大きな壁1つ目は【金銭面の壁】でした!

乗り越え方

家計を見直すこと。

奥さんと相談すること。

ここでたいせつなのは,ひとりでやらずに,一緒にやるということ。

どんなことにお金を使い,どういったことで節約するのか。

お金の使い方はその人の人生観をも表す。

お金のことを今一度考えてみることで,自分が何をたいせつにしたいのかがわかる。

それを自分は自分として,奥さんは奥さんとしてもっておくことも重要であるし,同時に,夫婦として,家族として共有しておくことも大事だと思う。

これをきっかけに夫婦でお金について考えることで,将来の見据え方も変わってくる。

ぼくは,育休に入ってからだが,実際にFP3級を取得し,人生設計や家計の見直しを行った。

FP3級は,取得にかかる時間と費用を考えても,お得な(手軽な)国家資格であるし,自分や家庭,子ども将来に活かせるのでおすすめ。

②しごとの壁

悲しいことにこれも意外と多い気がする。

もうすぐパパ
もうすぐパパ

ぼくパパになります!

育休とりたいです!とります!

とらせてください!

上司
上司

おめでとう!

ん?育休?

評価に関わるよ?昇進できなくなるよ?

それでもいいならどうぞ。

どうもこんな感じらしい。

大人というのは,とくに年齢を重ねれば重ねるほど,自分のやってきたことこそ最良の最善のやり方だと思い,それを若い人に押し付ける。

自分がやっていないことを否定する。特に新しい変化には,ついていけないどころか,逆流してしまうのだ。

ある意味で,自分のやったこと,経験を誇りにしているため,それを覆すのは難しかったりする。

言葉でどうしようもない場合は,上記のように【権力】でどうにかしようとする。

人によっては,これが最大の壁という人もいるだろう。

大企業では,育休取得率の公表義務があるので,取得しやすいと聞く。ただ,これも短期取得が多いが。

公務員も比較的取得しやすい環境といえる。現に,ぼくの知り合いで育休を取得した人のうち大半が役所や消防士,教員など公務員が多いからだ。

休まれたら迷惑?

実は,子どもが生まれることを知ったら,会社としては,育休を取得するかどうか意向の確認をしなければならない。

良い上司
良い上司

子ども生まれるんだって?育休とれるよ?

どうする?とってもいいよ。

また,3歳までの子がいる家庭に適用される短時間勤務や残業の免除などもある。労働者として当然の権利なのだ。

ダメな上司
ダメな上司

育休かー,困るんだよねー

育休なんてとられたら迷惑なんだよねー

こんなことを言う人もいる。典型的な時代遅れのどうしようもない上司だ。

ただ…

迷惑をかからないようにするのは,育休取得者ではなく,会社の責任!

どうしてもという場合は,育休期間を育休取得希望者と相談してもいい。このプロジェクトが終わるまでは,どうしてもいてくれ!という場合もあるだろうし,若手が育つまでは!という場合もあるかもしれない。

乗り越え方

はやめに,育休を取得したい旨を伝え,自分なりにできることをあらかじめやっておく

あとは会社の責任というわけだ。

育休を取得したいと言った時から,自分も会社側もそれぞれちがったベクトルで準備すればいいのだ。

だからこそ,育休を取得したいと思うなら,安定期に入ったらすぐに言うべき。できるだけ早く育休を取りたいと言っておくべきだ。

職場に準備する期間を与えてあげなくてはいけない。

2つの壁【仕事の壁】でした!

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もう1つの最大の壁

ここまで読んでみて,疑問に思った人もいるだろう。

そう。実は,あのでっかい壁あるよね?

乗り越えるべき最大にして最初の大きな壁は【奥さんの壁】である。(語弊があるかな…)

逆にいうと,これさえ最初に乗り越えてしまえば,あとはどうにかなる。

ぼくの場合は,

ぼくの奥さん
ぼくの奥さん

育休とったら?

奥さんの側から言ってくれたので,壁はなかった。それどころか,強力な味方だった。

奥さんさえ,同意してくれれば,お金のことも,仕事のこともなんとかなる。

奥さんに同意してもらう方法

奥さんって,本当に旦那さんに対して厳しい感じがある。なんとなく,本当はどうか置いておいて,外向けには,「うちの旦那は~」みたいな感じで否定したように言うことが多い気がする。

それは,その人なりに「のろけ」や「旦那自慢」にならない配慮なのだろう。

ある意味,旦那さんのことを分かっているのか分かっていないのか、期待しているのかしていないのか。

旦那さんだってやればできるんだ!

日頃が大事

日頃から家事や育児に関わっていると,奥さんは旦那さんがいてくれたら助かるだろうな,と男の育休推奨派になってくれる。

イメージができるからだ。夫婦共に家にいる状態をイメージして,家事も育児も2人でやっていくことが具体的に目に浮かぶ。

メリットを想像してもらう

家事や育児の負担が単純に半分になるということは,家事や育児にかける時間も半分になるということだ。

では,その残りの半分の時間で,何ができる?何をしてもいい。勉強してもいい。裁縫や園芸などの趣味の時間にあててもいい。夫婦で映画をみてもいい。平日ランチにでかけてもいい。平日の人が少ない観光地に旅行にいってもいい。買い物に時間をかけてもいい。

いろんなメリットがある。それを想像させるだけの育休ライフを約束できたら,同意してもらえるはずだ。

ifの話をしてみる

上の2つと重なる部分があるが,こんな話をしてみよう。

「もし…○○であるならば~」と夢想することは誰にでもあると思う。

「もし時間があったら,」「もしひとりの時間があるならば,」

何をしてみたい?

きっと奥さんは,日々の家事や育児でそんなことを考える余裕もないかもしれない。

すでに可能な限り妄想している奥さんもいるかもしれない。

いずれにしても,【自分が家事や育児をがんばる】ことで,そのifが実現するかもしれないことをアピールしてみよう!

どーせ口だけじゃん!

やるとか言ってやらないじゃん

そう言われるならば,行動で証明するしかない!!!

やったことがない家事に挑戦

さすが,すべての家事を一度もやったことがない人はいないと思う。

だが,ある家事はしているけど,これはしたことがないというようなことがあると思う。

例えば,皿洗いはするけれど,料理はしたことがない。とか。

その場合,今までやったことのなかった料理という家事をやってみよう。

ここで挑戦しない人は,育休は諦めたほうがいい。

初めてのことに挑戦できるかどうかが,育休を取得するのにふさわしい人だと言える。

初めは,できなくてもやろうとする姿勢さえあればいい。人として成長したいと思うならやってみる価値は十分にあることは分かっていただけたと思う。

そういったことの積み重ねで奥さんは期待してくれるし,信用してくれる。

期待をもってもらわなければ,育休をとってほしいなんて絶対に言ってくれない。

そうまでして育休を取りたくないのであれば,諦めよう。

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まとめ~それぞれの壁の乗り越え方

【おかねの壁】…夫婦一緒に家計を見直し,将来を楽しむ。

【しごとの壁】…できるだけ早めに伝え,準備をしておく。

【奥さんの壁】…日頃の家事育児をする。やったことのない家事育児に挑戦する。

長期間の育休を取得することは必ず自分のため。家族のため。子どものため。奥さんのためになる。

自分の人生が豊かになる!そのためにも壁を乗り越えよう!!!

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