今まで行事ごとは奥さんに任せきりでテキトーだったなー。
世の中の男の敵…その名も「イベント」!「行事」!
こんなこと言ったら怒られそうですが,ここだけの話,イベントとか行事ごとって正直,めんどくさいんです。こんなパパさんは世の中にたくさんいるのではないでしょうか…。
イベント最高!行事最高!毎日が祭りだぜ!みたいなパパさんもたまにいますが,ぼくはそうではありません。
でも!! せっかく育休中なのだから,少しでも奥さんを楽させてあげたり,子どもを楽しませたりしなくては…と思った次第でございます。
育休の真骨頂「上の子(長子)との関わり」
当然ですが,育休「ここでいう育児休業」とは,1歳に満たない子の育児のための休業です。しかし,僕自身の育休は,0歳の子よりも「上の子(長子)3歳」との関わりのほうが多いです。
いわゆる,イヤイヤ期や魔の3歳児と言われているように自我が芽生え,良くも悪くも意図的に褒めたり,突発的に叱ってしまったりということが多くなります。今まさに,ぼくの娘(3歳)がこの状態です。
ママが0歳の子に時間を割かなければならない分,パパが上の子と関わる役割という家庭は少なくないでしょう。
つまり,育休は上の子にとってもパパと密接に関われるかけがえのない時間になるわけです。
育休でできることの中で,最も素晴らしいことが上の子との関わりと言っても言い過ぎではありません。
正直,仕事をしていた頃,年中行事は奥さんや幼稚園での行事に任せきりでした。せっかく育休中なのだから,自分で調べて楽しもうと思ったわけです。
行事がもたらす子どもへの影響
行事は,幼児の自然な生活の流れに変化や潤いを与えるもの。
引用元:幼稚園教育要領
幼稚園や保育園でも,日本の文化ともいえる年中行事を園内行事と関連させて様々な教育活動に生かしていることが多いようです。
幼稚園や保育園の七夕に関する指導のねらいはだいたい以下のようなものでした。
- 七夕に関して興味・関心をもつ
- 七夕について知り,由来に関心をもつ。
- 七夕にちなんだ歌や遊びを通して,楽しみながら活動する。
- 短冊に願い事を書き,自分の将来の夢を膨らませる。
今までは,ただ歌を歌ったり,絵を書いたりしてるなーと思っていましたが,幼稚園や保育園の先生方は,こんなにしっかりとねらいを意識して指導してくださっているとは…ありがたい限りです。
将来の夢にまで意識をもっていくとは!まるでキャリア教育…。
おそるべし七夕!おそるべし幼稚園,保育園教育!
それだけでなく,歌は音楽的な活動,折り紙やねんどを使った造形の活動,由来を知ることで文化への関心,友達の将来の夢を聴いたり話したりする言語活動…,行事から学ぶことが多いとよく分かりました!
七夕って? 意外と知らない歴史と由来
ぼくの知識によると,彦星と織姫が天の川にさえぎられて会えなくて,年に1度のこの日だけ会えるみたいな?
だいたいあってるけど,なんでみんなは願い事を書くの?
七夕は、織姫と彦星の年に一度の再会を願う行事であるとともに、豊作や守護を神に祈る行事でもあったらしいよ。それが願いごとを書く由来になったらしいよ。
ここでは省きますが,調べれば調べるほど,たくさんの七夕に関する情報が出てきます。それを一人の親として知識としてもっておくのは重要だと感じました。
「七夕」を「たなばた」と読む理由や願い事を書く短冊の色にも意味があることなど,子どもが疑問をもって学べそうな材料がたくさんあります。また幼稚園児には早いと思いますが,中国から伝わった言い伝えであること,日本古来の風習との関わりなど歴史に関心をもつ絶好の機会にもなりそうです。詳しくは,こちらのページ「七夕に願い事をするのはなぜ?意外と知らない笹飾りや短冊の色の意味」を参考にしてください。
子どもの疑問「?(はてな)」を引き出し,親子ともに学べる機会にもなりますね!
一生の記録!子どもが書いた願い事
今,3歳の娘は昨年つまり2歳の時の七夕では「つみきでいっぱい遊びたい」と書いていました。かわいいですね!
3歳になった今年は「どきんちゃんみたいになりたい」と書いていました。かわいいですね!
4歳になったら,どんなことを書くか楽しみですね!
書いた願いを毎年記録しておくと,おもしろいかもしれません!
七夕の行事食「そうめん」
今までは関心のなかったことですが,七夕の行事食は「そうめん」だということが分かりました。
奥さんにお願いをして「そうめん」を作ってもらうことに。(ゆでるだけならぼくもできます。)
ここからアレンジです。調べてみると,星型に型抜きをしたものをトッピングするとそれっぽくなるということが分かったので,やってみることにしました。
育休中に始めた家庭菜園で採れたきゅうりやチーズを星の形(なかったので,似たもので代用)に抜きました。もちろん,3歳の子とやりました。
みなさんもぜひ,たくさん調べて,七夕の行事食を楽しんでください!
遊びで七夕を表現!
折り紙
彦星さまや織姫さま,星や笹の葉などを折り紙で表現しよう!と娘に提案してみました。元気よく「やりたい!」と言ってくれて,はじめてみると…
犬をつくって,満足したようです。
折り紙で七夕を表現!は失敗…。
積み木
これは,ほとんどぼくがやってみました。ぼくと奥さんは,積み木が好きなので,子どものおもちゃを買う時は,ほとんど積み木を買ってあげています。
あまりうまくできませんでした。織姫と彦星,天の川,散らばる星,笹の葉を表現したつもりです。奥さんだけは良いリアクションをとってくれました!
結果,0歳の下の子に壊されました。
決まった形や色で,イメージを表現するのは難しいことでもあり,楽しいことでもあります。積み木はちょっとしたインテリアにもなっていいですよね!
地域の七夕のお祭りに行ってみた。
近くの駅前で七夕イベントをしていました。娘が幼稚園で書いた短冊も商店街に飾られていたようです!娘も自分がかいた短冊が飾ってうれしそうにしていました。
娘と同年代のほかの子がかいた短冊を見るのもおもしろいですね。本当に心の底からそうなりたいと思って書いているのでしょう。子どもの純心に触れて,どこかおくゆかしい気持ちになるのは,自分の心が33年を経て,そこかしこに色づき,ほどよく濁っているからなのかもしれません。
まとめ:「七夕」がもたらしてくれたもの
こんなに(といっても大したことありませんが。)行事のことを調べたり,子どもが楽しめるようにする方法を考えたりしたのは,はじめてです。
世の中の育休パパさん,これから育休を取ろうとしているパパさん,年中行事はすごいです!たくさんのことを教えてくれます。以下,まとめです。
今回の記事を読んだみなさんが,男の育休について肯定的な思いを持っていただけたら幸いです!
楽しもう育休!学ぼう年中行事!
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