家事シェアの極意!良い子育ては夫婦円満から!家事分担はしない!家事で良い家庭づくり!

夫婦
スポンサーリンク

良い子に育てたかったら夫婦仲良く

子どもが一番いやなのは夫婦げんかです。

『子どもはみんな問題児』 中川李枝子 著

この引用した文章の続きには,❝たとえけんかしても,良いお父さんとお母さんはちゃんと仲直りします❞と書かれています。人間だから,毎日顔を合わせ,同じ家に住んでいる相手と,ずっとけんかしないなんて難しいですよね。無理に近いです。関係しない相手とはけんかも起こりえなないわけなので。

逆にいうと,夫婦げんかをしている姿を見せたとしても,ちゃんと仲直りしている姿まで見せれば,子どもにとっては,これ以上ない人間関係においての学びになるのではないでしょうか。

けんかをしても,仲直りしたらもっと仲良くなれるんだと。関係しているからこそ,時にはぶつかることもあるんだ。大事にしたいことがあるから,自分の思いをまげないんだ。それでも,だからこそ,相手の気持ちを尊重することも大事なんだ。

ここまで思わなくても,なんとなく,子どもには伝わっていくはずです。ぼくと奥さんが少しけんかのような軽い言い合いをしたときに,3歳の娘は,怒りました。やっぱり,敏感です。お父さんとお母さんには仲良くしてほしいものです。

冷戦のような状態にあるときも,子どもがその間を取り持ってくれることが多いです。やはり,子どもの不思議な力にいつも助けられます。子どもがいるから親は親になれるのです。

スポンサーリンク

夫婦の家事分担の割合

みなさんの家事の分担の割合ってどれくらいですか。

「夫婦の家事分担」の割合について、最新の調査結果が出ました。国立社会保障・人口問題研究所が2022年、妻約5500人に行った調査によると、家事の分担割合は「妻80.6%、夫19.4%」でした。

夫婦の家事分担「妻が8割」 “名もなき家事”も負担大…円満のコツは“家事シェア”にあり? 2023.8/23

これを見て,どう思いましたか。

育休ぼく
育休ぼく

夫…少なすぎ!!!!!!!!

いろいろと家庭によって状況はちがいます。

共働きの場合でも,夫婦ともにフルタイムの場合,夫だけフルタイムで奥さんが短時間勤務やパートの場合。

夫だけ働いている場合だと,奥さんのほうが家事の割合が増えるのは仕方がないことかもしれません。

スポンサーリンク

【見えない家事】の分担は…?

【見えない家事】とは,たとえば,【ゴミ出し】という家事について,夫がゴミ出しをしているから,夫よくやっているね!ということではなく,【ゴミ出し】の前段階の【ゴミをまとめる】というのがこの【見えない家事】にあたります。

ゴミ出しという家事を夫がやっていても,【ゴミをまとめる】家事は,奥さんがやっていることが多いようです。

料理に関しても,作るだけが家事ではなく,買い出し,献立を考えること,買ったものを冷蔵庫なり収納庫にまとめることなど,一つの家事に対して,多くの見えない家事が付随します。

まず,家事をあまりしていない男たちは,こういったことを知ることから始めなくてはいけないと思います。

育休パパ
育休パパ

ぼくは,仕事をしていた時も家事はそれなりにしていたよ!

夫婦共働きだった時は,平日はほとんど料理も作っていたよ!あまりおいしくないけどね!

スポンサーリンク

【家事シェア】という考え方

家事分担ではなく,家事シェアという考え方があるようです。

これまでの「家事分担」を「家事シェア」という考え方に変えていくことも1つのアイデアだといいます。 たとえば「ゴミ捨ては夫」「料理は妻」のように、はっきり役割分担をしてしまうと、どうしても妻の“担当”が増え、負担が偏ります。そのため、分担ではなくシェア、同じ家事の中でも“お互いフォロー”しながら進めていく、という考え方が「家事シェア」です。

■分担ではなく「家事シェア」を 円満のコツは“夫婦の会話”にあり

担当にせず,同じ家事を二人でやっていくということでしょうか。

スポンサーリンク

家事分担をあえてしていない

我が家の場合は,まさにこれです。

基本的に,家事が好きな人はいないかもしれません。

育休ぼく
育休ぼく

好きではないけど,べつに嫌いでもない。

やりたいわけではないけど,やりたくないこともない。

やらなくていいなら,やらないけど。

はっきりとは言い切れませんが,ぼくはこんな意識です。ただ,仕事をしている人にとって家事は,【やるべきこと】と考えます。仕事をしていない人にとって家事は,【やらなければならないこと】と考えます。

ぼくは,今,育休中なので,自分にとって家事とは無論,【やらなくてはならないこと】です。

家事の分担はあえてしていません。

できるほうがすればいい。気づいたらすればいい。相手がしていなかったらすればいい。

こんな考え方です。

相手が喜ぶことをする。相手にしてもらったことは返してあげる。人間として基本だと思います。

それを実践すればいいだけです。

スポンサーリンク

家事にもなんとなく好みがある

なんとなく,家事の中にも,好みがありませんか。得意なこと,苦手なことと思ってもらっていいです。

たとえば,

育休ぼく
育休ぼく

嫌いではない家事は,皿洗い,洗濯物関係,掃除機,ゴミ関係

苦手・不得意な家事は,料理,整理整頓

これに対して,奥さんは,料理や片付け,整理整頓が得意です。家事シェアをする中でも,自然とこうした分担になっているのかもしれません。

その好みの家事は,やってみないことには見つかりません。めんどうくさいとかやったことないから,という理由で,やっていなかった家事も,やってみると以外と楽しいかもしれません。自分にプラスになるようなことかもしれません。

家事ができる男は仕事もできる説という記事を書きましたので,そちらもぜひ。

スポンサーリンク

夫婦共にすべての家事をできるようにしておく

よくある例として,絶対に料理をしない夫っていますよね。あれはよくないと思います。夫婦のどちらもが,すべての家事をできるようにしておけば,どんな事態にも備えられます

17時には夕食を食べたい!けど,奥さんが16時55分まで帰ってこない!こんなとき,夫は,「早く帰ってこい!夕食が遅くなって,子どもが寝るのも遅くなるじゃないか!」とイライラしている暇があるなら,夫が家族みんなの夕食を作ればいいのです。

すると,帰ってきた奥さんは「ありがとう!助かる!」となるし,子どもも「やったー!パパ料理だーー!」となるわけです。

良いことしかありません。掃除にしろ,皿洗いにしろ,子どもを風呂に入れたり,寝かしつけたりするにしろ,奥さんしかできないということが一つでもあると,対等ではいられなくなります。

夫も,毎日するかどうかは別として,働いているからしなくていいのではなく,とにかく【できるようにしておく】ことが大切です。

いざというとき,やってあげられるようにしておく。家庭が止まらず,しっかりとまわります。誰一人それに関してのストレスを抱えなくて済みます。ストレスが増えない代わりに,【ありがとう】が増えます。

家事は,できる時にできる人がやればいいのです。

スポンサーリンク

見えないところでやってくれている

冒頭にもあるように,家事の割合ってどうやって決まっているのでしょう。なんとなく家事にかかる時間で,夫婦の家事割合が決まっているのでしょうか。

でも,厳密に決められるものではないですよね。

ここで気をつけなければならないのは,男たち。よく聞いてください。

育休パパ
育休パパ

めっちゃ家事やってるわーー

絶対,奥さんよりおれのほうがやってるわーー

こういう段階の人もいるでしょう。これから家事をやり続けて,自信をもって奥さんより家事をやっている!という瞬間が訪れるでしょう。

そのときこそ,注意です!!

家事をやっている割合が,【自分が5割で奥さんも5割】と思えたら,実際には,【自分が3割で奥さんが7割】くらいです。

どういうことかというと,それは,見えないところでやってくれているからです。知らない間に,気づかない間に,やってくれているからです。

なので,家事をやっている割合が,【自分7割で奥さんが3割】だと思えたなら,そのときようやく実際には,【自分5割で奥さんが5割】つまり半々になったと言えるでしょう。場合によっては,自分が家事をやっている実感が8割くらいで,実際にようやく半々となるかもしれません。

奥さんと家事割合を50:50だ!といいたいなら,最低でも自分の感覚として自分が7割以上やっている!くらいは家事をやってみましょう。

家事分担を決めていないぼくですが,最近,夕食は全部ぼくが作っています。洗濯はたぶんぼくのほうが多いです。朝食は半々くらいでしょうか。皿洗いも同じくらいかな。2人の子どもをお風呂に入れるのはぼくのほうが多いし,寝かしつけは2人ともぼくがやっています。幼稚園に連れていくのはぼくですが,お迎えは奥さんのほうが多いかな。

とここまで書いてみて,ぼくの実感としては,ぼくのほうが7割くらいやっている感覚でいますが,おそらく実際には5割程度でしょう。ぼくの見えないところで,ぼくが見落としている家事を,奥さんがきっとやってくれているはずだからです。

スポンサーリンク

家事シェアで夫婦円満→良い子育てへ

今回,書いたことがいいことかはわかりません。自分の家庭で実践していることです。それで今のところは,うまくいっているかなと思えるので書きました。

家事シェアの良いところは,やってもらったことの大変さが分かることです。やったことのない家事をやってもらったところで,その面倒くささや大変さは分かりません。【ありがとう】といったとしても,その言葉に感情が乗りません。

また,やってくれて助かったという気持ちも実感を伴うので,自然な【ありがとう】が出てきます。

そうすることで,家庭を夫婦で協力してつくり,まわすことができます。子どもにも悪いわけがありません。

家事を夫婦で協力することで,時間も生み出せます。生み出した時間で子どもとたくさん遊べばいいのです。時間に余裕ができると,心にもゆとりができ,ストレスが減ります。子どもも親と関わる時間がたくさんもてて,満足した一日を過ごすことができます。

良いことだらけ!!

家事というめんどくさいけれど,絶対にしなければならないことを夫婦でやっていくことで,良い家庭,良い子育てにつなげていきたいものです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました