育休を取得するすべての男へ。
「できないこと」をやれるだけやってみましょう。
「やりたくないこと」をできるだけやってみましょう。
育休に入る前、正直、不安のほうが大きかった。
仕事から離れること。
家事・育児の中心になること。
自分にできるのか。自信がなかった。
でも、やってみた。やってみようと思った。
それは、ぼくにとっての「挑戦」だった。
「挑戦」って、なんだろう?
調べてみると、こう書いてあった。
難しいことや新しいことに立ち向かうこと。
また、それらをやってみようとすること。
簡単に言えば、
「やったことのないこと」に、あえて挑んでみること。
できるかどうかは分からないけど、「やってみよう」と思うこと。
不安があっても。自信がなくても。
自分の力で、一歩踏み出してみること。
育休は、ぼくにとっての挑戦だった
はじめての寝かしつけ。
離乳食づくり。
ワンオペのお風呂。
2人の子どもを連れての買い物。
奥さんに「ひとり時間」をつくること。
どれも最初は「できない」と思っていた。
でも、やってみた。
失敗もした。怒られたこともあった。
だけど、そのひとつひとつが、挑戦だった。
「できないからやらない」は、親の言葉じゃない
ぼくたちの子どもは、
何もできない状態から、ひとつずつできるようになっていく。
転びながら歩けるようになり、
泣きながら伝えられるようになり、
こぼしながら食べられるようになっていく。
「できないことができるようになる」って、ものすごくすごいことだ。
子どもがそうやって挑戦しているなら、
親である自分が「できないからやらない」では、説得力がない。
「料理だけは無理」そんなパパ、多くない?
ぼくのまわりにもたくさんいる。
「料理は苦手」「どうせ失敗するから」とやらない。
でも、それって「できるようになりたくない」と言ってるのと同じ。
「できないこと」に向き合うのが挑戦。
「やりたくないこと」に向き合うのが努力。
男性の育休は、「父親になる挑戦」だと思う
育休は、ただ仕事を休む時間じゃない。
家事や育児を“手伝う”時間でもない。
父親として、自分が主体になる時間。
子どもと深く関わり、自分自身と向き合う時間。
最後に、もう一度。
育休を取得するすべての男へ。
「できないこと」を、やれるだけやってみましょう。
「やりたくないこと」を、できるだけやってみましょう。
でもそれは、奥さんとの対話のうえで。
パートナーとの信頼と協力が、育休の土台です。
育休前と育休後で、自分はどう変わっていたい?
「仕事をしていたら絶対にやらなかったこと」
「やろうとも思わなかったこと」
それを、いまやってみる。
それが、育休中のあなたにできる挑戦なんじゃないでしょうか。
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