【いつでもできること】って,どんなことがあるだろう。あまり使っていない部屋の整理整頓。買ったはいいけど読んでいない本を読むこと。親孝行…。
いつでもできること。いつかやる。そのいつでもはいつまでも来ないし,いつか来るわけでもない。
いつでもできることこそ,育休中にしかできないことなのだ!
仕事をしていると使えない時間
正直,仕事をしていると無条件に【拘束される時間】がある。仕事によっては,時間のコントロールはできるかもしれない。
ぼくの場合だと,7時過ぎに出勤して,7時半からどんなに早くても17時までは職場にいなくてはいけない。17時きっかりに職場を出られるわけもないので,17時半とか18時になる。場合によっては,19時近くなることもある。そこから車で20分ほど。
そうなってくると,平日仕事をしている時間,7時から18時まで,11時間は,仕事に拘束されていることになる。
この11時間,必ず職場にいるか移動しているかなので,家にいることはできないし,家族と関わることもできない。自分がやりたいことができるわけでもない。
育休で時間を使いこなす
育休中は,家事や育児が仕事のようなもので,必ずやらなければならないことになる。
もちろん,必ずやらなければならないのでやるが,【拘束時間】は一定ではない。仕事は必ず11時間拘束されているが,育休中の場合は一定ではない(2回目)ことがポイントである。
育休の取得状況や,その日その日によって家事や育児につかう時間は変わってくる。
11時間より短い場合もあれば,多い日もあるだろう。
家事や育児の時間なんてはっきり測れるものではない。子どもが寝ているとき以外はすべて育児の時間ではあるし,その隙間を縫うように家事をこなすという意味では,【24時間-子どもが寝ている時間12時間ほど=12時間】家事や育児をしていることになる。
え!仕事と同じじゃん!!という話だが,先述した通り,日によって変わるし,ぼくのように夫婦で育休を取得している場合だと,時間を生み出すことができる。
夫婦で育休の場合は以下の記事を参考に。
育休中は忙しいけれど,仕事のように完全に拘束時間が決められているわけではないので,仕事よりも時間をつかう日もあれば,短い場合もある。うまくつかえば,融通を効かせることができるのだ。
夫婦で育休の場合は,お互いのやりたいことを尊重し合い,お互いの時間の確保をしてあげることで,夫婦関係もよくなるし,一緒にいられる時間を楽しむこともできる。
いつでもできることはいつまでもしない
いつでもできることは,「いつでもできるから」という理由で,絶対にしない。ぼくの場合だが。
いつかやるよ。いつでもできるし。
その「いつか」は永遠に来ない。自らやらなければ。やろうとしなければ。
仕事をやっている時だと,どうしてもそちらを優先してしまうし,やろうと思っても,誰に怒られるわけでもないことだったりすると,常に優先順位の最下位にいる。
いつでもできる。いつまでもしない。いつかする。いつかっていつ?
そうこうしているうちに,時間だけが過ぎていく。
特に,ひとりならやらないが,夫婦でやろうと決めたらできるかもしれない。
いつでもできることは,【やるべきこと】でしかない
【やらなければならないこと】はやる。しないと困るから。生活できないから。仕事や家事がこれに該当する。
【やりたいこと】はやる。できないとストレスがたまるから。趣味や遊びなどがこれに該当する。
【やるべきこと】は,やらない。【やったほうがいい】とはわかっているけれど,最悪やらなくても,生活はできるし,少ししか困らないし,ストレスがたまるわけでもないから。片付けや勉強などがこれに該当する。(親孝行もそうかもしれない)
本来,この3つがバランスよくできてこそ,実りある人生になると言われている。らしい。
忙しくて,仕事や家事・育児ばかりやらざるを得ない人は,やりたいことができず,人生に不満をもってしまう。良い人生とはいえなくなるようだ。
やりたいことしかしない人は,当然仕事をしろ!となる。一人前の大人,社会人になることはできない。
仕事をしている時は生活のほとんどが【やらなければならないこと】だったが,今は正直【やらなければならないこと】と【やりたいこと】の2つがメインになっている。
そろそろこの【やるべきこと】に手をつけなければ。
人によってちがう【やるべきこと】(いつでもできること)
いつでもできることの大半は,やったほうがいいこと,であり【やるべきこと】だということは,先ほどかいた。
では,具体的にどんなことがそれにあたるのか。
ぼくにとっては,
人によっては,読めていない本を読むことだとか,親孝行になるのかもしれない。
今のぼくにとって,読めていない本はずいぶんあるが,それは【やりたいこと】に該当する。楽しくて仕方がないからだ。読みたくて読んでいるからだ。勉強のために!億劫だけれど,読んでおかないと…と思えば【やるべきこと】の1つになるのだろう。
介護を必要とする親に対する介護は【やらなければならないこと】に該当する。
このブログは,【やりたいこと】と【やるべきこと】の間なのかもしれない。育休が終わったとき,振り返るその時のためにも。いつか子どもが大人になったときに見せてやってもいいかもしれない。
今の気持ちは今しかその気持ちになれない。今かけることは,今しかかけないと思うから。
といったように,その時の状況や気持ちで,変わってくるものだということも押さえておきたい。
いつでもできることを最優先に
【いつでもできること】は常に優先順位の最下位にいる。だからこそ,今しかない!と思って,首位に立たせた。育休初日にやったことは,引き出しの片付けだった。
引き出しの片付け~1回で終わるな!~
【いつでもできる】からという理由で,数か月,数年…やらずにおいていたことをやった時というのは,なぜか達成感があった。
片付けや整理整頓は,気持ちや心の整理整頓にもなるのか…
ただ,数週間経って,重大なことに気が付いたのだ。
!?!?気づかないうちに,また汚くなっている…。
いつの間にか,こんなにモノが増えている…!!
本当に不思議。誰かが勝手に入れているのではないか?そう思うほど,日常的に使う引き出しの中というのは,あっという間にモノが増え,いるのかいらないのか,取っておくべきか捨てるべきか,そんなモノに溢れていく。
つまり,引き出しの整理整頓というのは,家事や育児と違って,毎日することでもないけれど,週1回とか2週に1回くらいはしたほうがいいことなのだ!!!!
1回やって気持ちよくなって終わっていた…。
奥さんはぼくの知らないところで,こういう感じの週に1回くらいはやらないといけないことを知らず知らずのうちにやってくれているのだろうということは容易に想像できた。
ありがとう,奥さん!!!!人知れずやってくれているんだね。
あの棚の整理とか,あの押し入れの片付けとか,あの引き出しの整頓とか...!
断捨離~やった成果が見えるように~
ものを捨てられない人っていますよね。
はい!ぼくです!!!
ものにも精神的な価値はあるんだとかなんとか言って。思い出があるからとか言って。使いもしない。見もしない。そんなもの。置いておくことに無意味な価値をおく人…。
はい!ぼくです!!!
ただ捨てることが出来ない人は,やるべきことは一つ!!
売ろう!!!
もう読まない本,着ない服,使わないもの,ただ捨てるから,「思い出がーーー」とかなんとか言うわけで,それがお金に代わるとなると,「売ります!」と言える不思議。
いくら値をつけられても手放したくないものは残しておけばいいだけ。
というわけで,目標をたてた。
メルカリで10万円!!!年度末には無給(育休手当金(給付金)がゼロになる時期が来る)になるから,生活費の足しにするために!
明確な目標があれば,それに向けて売ろうとする。売れるものを探す。実際に売れる。部屋にスペースができる。本棚やクローゼットにスペースができる。片付く!
良いループである。
こんなふうに明確な目標があり,目に見える形で成果が表れると,やる気にもなるし継続もできる。
まとめ~今すぐに!
いつでもできることから最優先にできるのは,今しかないのかもしれない!
いつでもできるからこそ,じゃあ,今やれよ!と。
親孝行もその1つだということで,親には週1回以上会っている。子どもにもたくさん会ってもらっている。子どものためにもなるし,親のためにもなる。親の次に近い存在として,おじいちゃんおばあちゃんには長生きしてほしいものだ。
育休中にやりたいことの1つとして,自分の親も連れて家族旅行をした。育休が終わるまでに,奥さんの親とも旅行をする予定だ。
「今しかできないこと」それができるのが,育休中である。もちろん,大変で忙しいけれど,家族で協力しながら,時間を生み出していけば,どうにかできるはずだ。
夫婦で育休の人にしかできないと思われるかもしれないが,今おかれた状況・環境の中で,できることは人それぞれ。
やりきったと思える育休にしたい。とってよかったと思える育休にしたい。ただそれだけ。
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