育休中は収入が減少する一方で、子どもにかかる費用は確実に増える。
この時期にこそ見直すべき固定費の代表が「保険」だ。
保険は、内容とコストを見直すことで年間数万円以上の節約が可能。
この記事では、自動車保険・生命保険・火災保険の見直しポイントを紹介する。
自動車保険はネット型で大幅節約
自動車を保有しているなら、まず見直すべきはこの保険。
ディーラーや代理店経由の保険は手厚い分、保険料も高額になりがちだ。
ネット型に切り替えるだけで、年間2万円以上の節約も珍しくない。
具体例
ディーラーや代理店経由の保険からネット保険に切り替えた場合、年間で約2万円の節約になったというケースもある。
推奨特約
- 個人賠償責任特約:自転車事故や子どものトラブルまでカバー
- 弁護士特約:事故の示談交渉などに対応
- 車両保険:新車から3年以上経っていれば外す選択肢もあり
→ 月額1,500円程度で十分な補償が受けられる。
生命保険は掛け捨てで十分
子どもが生まれると生命保険への関心が高まる。
しかし、貯蓄型の保険はコストが高く、家計の負担になりやすい。
掛け捨て型の保険で、必要最低限の保障を確保するのが賢明だ。
30代夫婦であれば、1,000万円の死亡保障が月1,000〜2,000円程度で加入できる。
おすすめの保険会社
- ライフネット生命:シンプルで合理的
- メットライフ生命:保障内容を細かく設計できる
- FWD収入保障保険:万が一の際に毎月の収入をカバーする仕組み
火災保険は住宅提携+地震保険の検討を
住宅を所有している場合、火災保険も見直し対象となる。
住宅メーカー提携の保険であれば、トラブル時のやりとりがスムーズで、対応も早い。
地震保険は地域による
住んでいる地域の地震リスクの高低に応じて、加入の有無を検討するべきだ。
自治体のハザードマップを確認し、必要性を判断したい。
終わりに:育休中は家計の守りを強くするチャンス
保険は、「もしも」のときに家族を守る大切な備えだ。
しかし、内容を理解せずに入りっぱなしでは、無駄な支出がかさむだけになる。
育休中という特別な時間を使って、家族の未来の安心のために、
本当に必要な保障だけを選び、無駄な出費を削る。
これこそが、賢い家計管理の第一歩である。
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